京都発の庭園デザイナー、井上剛宏による日本庭園、景観設計、坪庭、自然外構

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井上剛宏について

庭園デザイナー 井上剛宏について

井上 剛宏
井上 剛宏(いのうえ たかひろ)
株式会社 植芳造園 代表取締役
(創業 文政3年)
1946年 京都市に生まれる
1969年 東京農業大学農学部造園学科 卒業
植芳造園 入社
1977年 (株)植芳造園 専務取締役就任
1994年 (株)植芳造園 代表取締役就任
おもな役職
(社)京都府造園建設業協会 会長
   京都府造園協同組合   理事
(社)日本造園建設業協会   理事
(社)京都市造園建設業協会 相談役
(社)日本造園学会       評議員
   京都市都市緑化推進協議会 委員
   兵庫県立淡路景観園芸学校 非常勤講師
おもな受賞歴
1995年度 東京農業大学「造園大賞」
1996年度 日本造園学会「学会賞」
1997年度 都市景観賞「京都市長賞」
2002年度 「国土交通大臣賞」
2004年度 黄綬褒章

知恵と感性のものづくりに懸けて

 「ほんとうのプロが少なくなった」と嘆かれて久しく、マニュアルの氾濫はそのことを端的に表しています。
そういうなかでマニュアルに依存してはつくることのできない世界を生み出す技術と技能、それに精神を継承しているのが京都の造園です。京都は高い見識に基づいた「ものづくり」の技能と知恵を体得した匠や優れた職人たちを育てるだけでなく、その質を評価するしくみも具えています。日本人の精神世界を表現する庭は、発注者とつくり手の感性が相互に作用しつつ、日本文化の総体の水準を押し上げてきたといえます。
 マニュアルを超越し、状況変化に柔軟に対応するのが、プロのプロたる所以です。
庭づくりの現場で求められるのは、設計図どおりに組み立てる能力ではなく、自然界の生き物たちと対話
しながら、一つの物語を創造する力です。
 樹木や石には、一つとして同じ形はありません。個々の素材の「美」と「命ある個性」とを組み合わせながら、必然性のなかに安定した世界を生み出す「構成の美」を追求し、時代が求める「美の世界」を土の上に描くのが造園です。しかもその風景は、見る者の情感をかき立てるものでなければなりません。造園というのは、「知恵と感性と必然性とが生み出すものづくり」であると申せます。世界から高い評価を受ける日本庭園の真価がそこにあると信じています。技法や技巧に囚われず、新しい時代にふさわしい新しい様式美の創造に挑戦し続けることが、私たちの使命だと考えています。
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